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海岸清掃と焼尻サフォーク

今日は焼尻島に来て9日目となり、終日活動できる最後の日となりました。

 午前は焼尻島の白浜海岸を清掃しました。作業前の海岸は浮き玉や発泡スチロール、ペットボトルが散乱しており、正直、観光客がみたらがっかりしてしまうような状態でした。そこで私たち5人は2時間かけて合計30袋のゴミを拾い美しい海岸を取り戻しました。島に来た観光客に満足してもらうことは”島おこし”にとって重要だと思います。新しいものを作っていくことも大切ですが、ゴミ拾いのような基本に立ち返って島自体の魅力を感じてもらうことも必要なのだと感じました。

 帰り際に清掃を見ていた観光ハイヤーの方がお礼に飲み物を差し入れて頂きました。海岸を綺麗にした達成感と焼尻島の”島おこし”に貢献できた嬉しさを実感しました。

 夕食では幻の羊肉といわれる焼尻サフォークを生産者である森さんと共にバーベキューで頂きました。私たちはこれまで4日間めん羊牧場での作業に携わりました。網に乗せられ炭火で炙られるサフォークを見た時、これまでの4日間を思い出しました。羊のストレスを軽減するためにアザミを刈ったこと。エサやりや、爪切り、耳標付けを行ったこと。出荷作業に立ち会ったこと。命を頂くということを身をもって実感した瞬間でした。

 明日は最終日です。悔いが残らないよう全力で活動したいと思います。