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沖に出る。

時が過ぎるのは早く、10日間の活動の折り返し日となりました。

これまで同様、ゲストハウス組とヒオウギ貝組に分かれ、作業を行いました。昨日の夜は屋形島に来て初めての雨に見舞われ、天気予報では今日も雲行きが怪しいとの事でした。今日の活動はどうなることかと心配していましたが、そんな不安を吹き飛ばすかのような晴天でした。雨の恵みを受けてか、島全体がより生き生きとして見えて、自然の力というものを一層感じました。

午後、ヒオウギ貝組は沖に出て、貝を養殖している現場にお邪魔することが出来ました。一度磨くために吊り上げられた貝は綺麗にしたあと、また海に戻され、2~3ヶ月後にまた吊り上げ同じ作業を繰り返し行うそうです。私たちはこの大変な過程の中のほんの一部にしか携わってはいませんが、普段スーパーなどで並んでいる食材の裏には、生産者の方の絶え間ない努力があるのだということを実感しました。

また、網に偶然タコがかかっていたため、その場で絞めて夕食に頂きました。新鮮なタコの美味しさに皆感動していました。この島に来てから、普段なかなか巡り合わないような魚や貝などの水産物を調理するようになりましたが、その食材に合う料理は何だろうと仲間たちと考えて調理する時間がとても楽しく、貴重な経験となりました。