📣 ECOFFは地域と参加者の安全のために、感染症についての対策および方針を定めています。詳しくはこちら

熊埜御堂里奈さん(2022春日程)

まずは簡単にECOFFについて説明していきますね。🍀🦥🐾

ECOFFは、農産漁村の知恵と文化を保護するために設立されたNPOです。生きていくのに重要なほとんどの知恵と文化は小さな農山漁村にあります。しかしその多くは間もなく姿を消そうとしています。そこで、ECOFFは各地の農山漁村の活性化を支援しすべての人に農山漁村に対して興味を持ってもらおうと活動しているのです。

例えば私達は毎日、農山漁村からやってきたもので食事していますよね。つまり意外と身近な存在で、都会に住む人にも農山漁村に対しての責任があります。🌳

村おこしボランティアとは、離島や農山漁村で約10日間同世代の仲間と共同生活しながら様々な活動(農業・漁業・伝統行事・イベントのお手伝い等)をするボランティアです。

説明はここらへんにして、ここからは私が実際に参加して学んだことや考えたこと、感じたことを書いていきます!

今回私は北海道帯広市からバスで二時間ほどのところにあり、秘境の地である「然別湖コタン」の運営ボランティアに参加しました。然別湖はこの時期だと気温は常に氷点下で、時々―20度程まで下がります。(ちなみに観測史上最も寒い気温はー37°だそう。)冬の限られた期間だけ、白銀の湖上に幻の氷の村が現れます。その景色はものすごく神秘的で美しく、まさに圧巻でした。ボランティアの内容は簡単で、接客やアイスバーの販売などでしたのですぐに覚えられました。

振り返ってみると、夢のような10日間でした✨帰宅して、即ホームシック状態となってしまいました😅10日間、共にボランティアに参加した仲間、現地のスタッフさん、多くのお客さんとかかわっていく中で、多くのことを学び、考えさせられることが沢山ありました。🤔そして、この経験は自分を大きく成長させてくれたと思います。

お話したいことは山のようにありますが、ぐっとこらえますね。(笑)😷 この経験を通して皆さんに伝えたいと思うボランティアの魅力が二つあります。

まず、新しい人との出会いがどれだけ素晴らしいものなのかを伝えたいです。ボランティアでの出会いとは、顔も名前も知らない、ただボランティアへの意欲があるだけの共通点しかない人たちの集まりですが、最終日にはお互いになんでも笑って語り合える素敵な仲間となっています。活動をしていく中で、ある人の思いもよらない優しさに触れたり、ある人によって今まで経験したことのない喜びを感じたり、ある人の人生観や考え方に触れたことが大きな刺激となって自分の人生観がガラリと変わったり・・・そんな日々を過ごしていると、気づかないうちに現地のスタッフさん含め、10日間共にした仲間のすべての人々が自分にとってとても大切で、かけがえのない存在となっていたのです。🤝💌🤝

二つ目に伝えたいことは、自然に対する感謝の気持ちを忘れてはならないということです。今回の私の活動場所が自然豊かな場所だったということもありますが、自然は美しく、そして偉大で、私たちに富を与えてくれている、そんな存在でありこの先も大切に守り続けなければならないのだと強く感じました。私たち人間が生きていくのに欠かせない食料、水、電気・・・これらすべてが自然からの贈り物です。人間の手によって破壊され続けている今、一人ひとりの意識が自然を守っていくことにつながります。🦔🦔🦔💦

ECOFFの活動目的である、地域活性化に貢献して自然とその知恵や文化を守っていくこと。それは、この活動に参加した私たちが感じたことをこのようにして皆さんに伝えていくことでもあると思っています。🦭

このようなボランティア活動に1人で応募して、見知らぬ土地へ行くのは不安で、とても勇気がいるかもしれません。ですので、まずは友達を誘ってみても全然いいと思います。もし興味を持っているのに行動に踏み出せないでいる、なんて方がいたらもったいないです💦勇気を出して行動した結果には、必ず喜びや自身の成長があると思います⭐️