
みなさん、琵琶湖の真ん中に人が住んでいる島があったなんて、知っていましたか?
日本で唯一、淡水湖に浮かぶ有人島、沖島。対岸の港から船で10分。小さな漁港にたどり着きました。絶好の天気で、沖島港から対岸の比良山系の雪化粧が綺麗に見えました。
港にはたくさんの漁船。琵琶湖での漁業の半数以上を沖島の漁師が支えています。
湖のお魚は「湖魚(こぎょ)」というそうです。淡水魚としてはアユやマスは有名ですが、他にもイサザや二ゴロブナ、手長エビなど、たくさんの湖魚をいただきました。

島の人たちの生活は、漁が基本です。夫婦で朝から漁に出て、昼から男は漁道具の整備、女は畑に出ます。
一家に一畑。沖島で採れた野菜は市場には出ていません。自分たちが食べる分だけ育てています。漁で獲れた魚と、畑で採れた野菜。買うのはお肉くらいです。
味噌まで作ると聞いてびっくり。なので各家庭で味噌の味が違うそうです。まさに自給自足。ここは現代の日本か? と思うほど、まるで昔にタイムスリップしたような気分になりました。
島内の移動手段は自転車。車はありません。だから本当に静かです。自転車も、野菜や魚が運べるように、大きい荷台カゴが乗せられる三輪車。すべて理にかなっているのです。

沖島では昔石材業が盛んで、お城の石垣などに使われていました。その採石場へ行ってみることに。沖島の集落は基本的に平地にあり、採石場は少し高台。登って行く途中で島の畑が一面に見えて、とってもいい景色でした。

石材業の名残か、水辺に砂浜はありません。「石の浜」になっています。静かな沖島では、浜を歩くと他に何の音も聞こえず、この石を踏みしめる音だけが聞こえます。これがまたなんともたまらなく心地よいのです。

そんな昔ながらの風景が残っている沖島ですが、主幹産業の漁業も跡を継ぐ人がいなくなり、こんな生活がなくなってしまうかもしれません。
島のお祭りでも、おみこしを担げる若い力が不足しています。村おこしボランティアを通じて、沖島のお手伝いができたら、と思います。
すでにゴールデンウィークに沖島で村おこしボランティアを実施することが決定しています! 夏休みも実施予定ですので、この機会に参加できない方は、夏休みにぜひご参加ください!
ボランティアの先行登録は、コチラから。
[author] [author_image timthumb=’on’]https://ecoff.org/wp-content/uploads/2015/04/ecoff_okishima-ikimashita6.jpg[/author_image] [author_info]著者:中村文香さん|村おこしNPO法人ECOFFプログラム参加者。今回、沖島コース開拓のために現地に訪れ、尽力してくださいました。[/author_info] [/author]