S.n.さん(2022春日程)
島に行き、実際自分が体験しないと知れない実情があった。そして、自分なりに考える機会か幾度もあった。
このようなことが出来る機会はボランティアに参加したからこそだと思った。
📣 ECOFFは地域と参加者の安全のために、感染症についての対策および方針を定めています。詳しくはこちら
村おこしボランティアは、地域と密着した活動を体験できるのが特徴の「旅のようなボランティア」です。
屋形島で人口わずか14人(!)の暮らしを体験しながら、地域活性化とは何なのかを真剣に考えてみませんか? カラフルなヒオウギ貝の養殖のお手伝いもできます。
※本コースは、LGBTに理解を示しています。部屋は身体的性に合わせた男女別の相部屋となります。
※本コースは、難聴などの身体障がいや精神障がいを抱えている方でも、事前にご相談いただければ参加できる場合がございます。
村おこしNPO法人ECOFF x
コラボ企画
屋形島は大分県の南、佐伯市蒲江町の港から船で10分ほどで行ける、人口14人の離島です。
島の周囲は約3kmで、徒歩で回れてしまう小さな島です。
周りの海は青く透き通っており、隣の深島との間にはサンゴ礁が発達しています。
歴史をたどれば、もともとは農民が百姓一揆の島流しにあい、この屋形島に流れてきたそうです。
そのため、昔は農業も盛んで、島の中心部にはイモやみかんの畑だった場所があり、ブタを飼育していた小屋も残っています。
プランクトンの豊富な海に囲まれ、漁業も盛んになり、現在は島民のほとんどが漁師です。
全国的にも珍しい「ヒオウギ貝」。屋形島の海域周辺は水温、プランクトンの量などがヒオウギ貝の養殖に適しており、特産品となっています。
色とりどりで見るのも楽しいヒオウギ貝は、作業するときの気分も上げてくれます。
小さな子供の貝、稚貝を育て、大きくなるまで何度も磨いたり、サイズ分けをしたり、大きくなったら出荷作業をしたり…1年中仕事があります。
食べてもホタテのようでとっても美味しいですが、なんといっても見た目がキレイなので、食べた後に加工品などを作ってみても楽しいでしょう。
人口14人の暮らしはいったいどんなものなのでしょう? なかなか想像しがたいと思います。
世話人の後藤さんは30代で、後藤さんのお子さんを除けば他の島民はみな60代以上。移住者もいません。
これからこの島を盛り上げよう、とするのではなく、今住んでいる島民の生活を守ることが大切と考える後藤さん。
この島の生活に寄り添い、本物の限界集落とはどういうものなのか、自分の身をもって体感してきてください。
そして、このままでは無人化してしまう可能性が高い屋形島をみなさんの「第二のふるさと」にし、いつまでも屋形島を残していってください。
世話人の後藤さんが2018年にオープンした、「屋形島ゲストハウス」。
バックパッカーで世界を旅しながら得た経験から、人との出会いが人を成長させる、と考え、島の空き家をゲストハウスに改装しました。
ボランティア参加者同士や、島の方、またゲストハウスへ来るお客さんとの交流を楽しみましょう。
人口14人の島で、ヒオウギ貝の養殖をしながら、ゲストハウスを営んでいる後藤です。
僕は屋形島で産まれ育ち、一度島外に出て島に戻ってきたいわゆるUターンという形で島に住んでます。
思春期における島内の生活は窮屈で退屈を感じてて、もっと広く自由な世界に出てみたいと思い、高校生から下宿をして大分市内に出ました。
市内に出たものの自分の考える広く自由な世界とは程遠く感じ高校を中退、その後、フリーターでテレビ局やアパレルのバイトをしながらクラブのDJなどをやっていたのですが、何か物足りなさを感じ海外を放浪します。
インド、ネパール、タイなどの旅を経て、様々な文化や歴史の多様性を見て、自由とは? ローカリズムとは何か? を問いながら地元に戻って活動してます。
地域には様々な事柄のリアルな経験があります。
知識も大切ですが実体験が伴った時こそ、知識は生きると思います。
ぜひ、ローカルの生々しいリアルを体験しにきてください。
プログラムの満足度
世話人への満足度
もう一度、行きたいと思った人
累計参加者数
島に行き、実際自分が体験しないと知れない実情があった。そして、自分なりに考える機会か幾度もあった。
このようなことが出来る機会はボランティアに参加したからこそだと思った。
屋形島を訪れるまで、ヒオウギ貝は見たことあるけれど名前も知りませんでした。
屋形島は人口14人の島だとエコフを通じて知っていたけれど、地域のことを何も知りませんでした。
実際に屋形島で、
風や雨を耳や肌で感じました。
ヒオウギ貝や魚の味を味覚で感じました。
夜明けや満点の星空を体全身で感じました。
命のある貝や魚を実際に自分でさばき、命を心で感じました。
この島に来てから感じることばかりでした。私は食べるものを自分で育てているわけではないので、スーパーで買っています。いつも何となく値段ばかりを気にして買っていました。もちろん、生きていく上で金銭面のやりくりは大切だと思います。しかし、私は私が食べるものにも命があっていただいていることや私が食べるために支えてくださっている生産者やお店の方がいることに対して、私自身が感謝の心を忘れていると気付かされました。消費者である私は、食材を提供してくださっている生産者さんに感謝の心を持って、同じ価値を分かち合う存在でありたいと強く思いました。
「みんな違ってみんないい」という言葉を私はよく使っていました。この言葉の意味を辞書で書いてあるから知ってはいたけれど、全く理解できていませんでした。参加していた仲間たちとの共同生活を通して、年齢や大学、得意なことだってみんなそれぞれだけれど、10日間かけてみんなのいろんないいところに出会いました。辞書で知ることもとても大事だけれど、実際に自分で感じて理解することもとても大事だと学びました。今は自信を持って「みんな違ってみんないい」と言うことができそうです。
活動最終日に、みんなで「今屋形島にいる自分が感じていること」を手紙にしてタイムカプセルとして埋めました。10年後タイムカプセルを開けるときに、10年前の自分の姿にを知ることが楽しみです。その時に何かを感じたならば、そのまた10年後の自分に手紙を書こう。いつか、自分の子供や孫が屋形島にいる私の思いに会いに来てくれたら嬉しいな。
未来の屋形島と未来の屋形島にいる自分に、屋形島にいる今の自分の思いを「継続」しました。
時が経とうと、10日間私たちが屋形島で過ごした日々と感じた思いは消え去らないと思います。かけがえのない、これからも大切にしたい人たちや時間に出会えました。ありがとうございました。また帰ってきます!いってきます!
今回は、天候が悪い日もあり、活動予定が変更になることもあったが、それも含めて島暮らしを体験できたので、とても良かったと思う。島で暮らしている方の自然と生きる知恵や技術を間近で見ることができ、大きな衝撃を受けることも多々あった。想像以上のものを体験させていただき、このプログラムに参加して良かったと思う。前回参加した島とはまた大きく異なっており、「島」であってもそれぞれ違う生活スタイルがあることを学んだ。世話人の方、ご家族の方が温かく迎え入れてくださり、とても素敵な島であると思った。メンバーの子の個性もさまざまで、楽しい日々を過ごすことができた。この経験を振り返り、しっかりと今後に活かしていきたい。
初めて実家を離れて新しい場所で10日間過ごしました。共同生活で、みんなで自炊したり、共同スペースでのんびり話をしたり、楽しかったです。普段食べられないようなものをいただくことが多く、慣れない食べ物を調理するのも良い経験になりました。毎食とてもおいしかったです。貝の養殖業は立ち仕事で大変でしたが、時間があっというまに過ぎました。また、オフの日に隣の島に行き、人口は同じくらいなのに島の雰囲気が全然違うことに衝撃を受けました。隣の島の方からもたくさんの話を聞くことができ、非常に良い経験になりました。10日間自然の中で生活することができ、とても満足です。
+マークを選択すると、より詳しい情報をご覧になれます
※現在表示している情報は、前回募集時のものです。次回募集時には内容が変更される場合がございますので、ご注意ください。
場所 屋形島
※実際の応募状況は表示されているものと異なる場合があります。
一次募集:5月26日〜5月28日(定員に達した場合は抽選)
二次募集:5月29日〜8月30日(先着順)
参加費
参加費に含まれるもの:食費・各種経費・保険料・寄付・ECOFF入会金
参加費以外に必要なもの:現地(屋形島)までの往復の交通費・個人的な費用
※集合場所までの交通費は参加費にふくまれていません。
※宿泊場所は世話人が無料で提供します。
※より詳しい情報は【参加費について】と【本プログラムの参加費内訳】からご覧いただけます。
参加対象者
※参加に不安のある方は、まずはご相談ください。なお、世話人の判断により参加をお断りする場合もございますのでご了承ください。
※ここに記載されているものは一例です。活動内容は天候や状況により変化しますので、これらの体験ができることを保証するものではありません。
※ここに記載されているものを得られるかどうかは、参加者次第です。
〜16:30 大分県佐伯駅にて参加者集合
※ECOFFの同行スタッフはおりません。事前に作成するLINEグループを使い参加者同士で合流してください
16:30 バスに乗車
17:22 「道の駅かまえ」到着・世話人と合流
17:30ごろ 世話人の自家用船で屋形島へ(乗船時間約10分)
17:40ごろ 屋形島到着・オリエンテーション
世話人とともにヒオウギ貝養殖のお手伝い
ゲストハウスのお手伝い
空き時間等を使って自然体験 など
9:10 屋形島を出発
9:20 「道の駅かまえ」到着・世話人とのお別れ
9:30 佐伯駅行きのバスに乗車
10:23 佐伯駅に到着・参加者解散
※上記のスケジュールは、現地の天候や作業の進行状況などに応じて変化いたしますので、あくまでも参考程度にお考えください。せっかくの村おこしボランティアですから、細かいスケジュールは気にせず田舎の時間を堪能しましょう。
1,各地 → 福岡空港
2,福岡空港 → 博多駅
3,博多駅 → 佐伯駅
4,佐伯駅 → 道の駅かまえ
到着
※ここに表示しているものは参考例です。その他にも方法はございますので、ご都合の良い方法でお越しください。
※時刻や運賃は最新のものでない場合がございます。実際のアクセス方法や時刻、運賃等は必ずご自身でご確認ください。
屋形島コースで必要な特別な持ち物は次の通りです。
※持ち物についてご質問がある場合は、お申し込み後に招待されるLINEグループにて、世話人に直接お問合せください。
悪天候の場合、交通機関の出発が遅れたり欠航・運休になることがあります。
そのため、滞在後のスケジュールには十分余裕をもってください。ECOFFは参加者が予定通りに帰宅できなかった場合に被った不利益については一切関与できません。ご理解をよろしくお願いいたします。
詳細については、資料:ECOFFのプログラムに関する悪天候や災害時の対応についてをご覧ください。
保険:村おこしNPO法人ECOFFが一括し損保ジャパンの国内旅行保険に加入いたします。
また、屋形島コース世話人はECOFFが定めるガイドラインに従って安全管理を行います。
資料:ECOFFのプログラムに関する悪天候や災害時の対応についても合わせてご確認ください。
ECOFFは地域と参加者の安全のために、感染症について対策および方針を定めています。
重要な事項が記載されておりますので、お申し込み前に必ずご確認ください。
【屋形島ゲストハウス】ゲストハウス
※最新情報については、お申し込み後に招待されるLINEグループにて、世話人に直接お問合せください。
※表示している宿泊施設が利用できない場合は、可能なかぎり同等の施設をご提供します。
※宿泊場所は世話人が無料で提供します。
地域活性化を、みんなのものに。
電話:050-5809-3263
住所:113-0021 東京都文京区本駒込二丁目4番12号
代表理事:宮坂大智
©︎ 2010 村おこしNPO法人ECOFF