今日は午前中サップをしました!私にとっては初めてのサップ体験でした。
ボードの上に立つと目の前の秋の色合いの山と、海の近くの岩場、足元の奥尻ブルーの海、全てが色濃く見えました。
ボードの上に寝そべると、ひんやりした海、波の音、心地よく揺れるボードに普段のせかせかした世界とは別世界で全てが満たされた気持ちになりました。
夕方は焚き火を行い、火を囲みながら夕食を食べました。夕日が沈んだ後は満天の星空が広がり、みんなで歌を歌いながら過ごした時間が夢のように幸せな時間でした。
夜は北海道南西沖地震の際に復興に携わったたけださんのお話をお聞きしました。約30年前の震災はボランティアの概念がなく、自衛隊からの支援物資に対してお金を払って現物で返さなくてはならないなど記憶に残る東日本大震災とは異なることが多く、当時の大変さを感じました。また、スピード感が求められる復興事業の中での行政側と民間側での妥協点の見つけ方など具体的に話を聞くことができました。
今日はサップと津波の話を聞き、海の雄大さと危険さ、そこに住み続けるための葛藤、工夫について学んだ1日でした。活動が終了した際には奥尻島の海の魅力、過去について周囲に伝えていきたいと思います!
サップ体験を実現してくださったゆうとさん、ももこさん。震災復興についてお話をしてくださったたけださん、ありがとうございました!