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私のできる地域活性化

本日はボランティア5日目でした。普段は7時にシェアハウスを出発するのですが、今日は日の出前の5時半に出発し、九住にある2つの牧場に行きました。また、その道中にあるビール工場でビール粕を、豆腐屋さんでおからを、精米機では米糠を取りに行きました。九住の牧場では、山地さんが牛たちの名前を呼ぶと草木の中から牛たちが出てきて、ご飯を一心不乱に食べていました。朝早くに起きるのは大変でしたが、そのような牛たちの姿を見て、牛たちのために朝早くから起きて良かったなと思えました。また、山々から朝日が登ってくる景色を背景に牛たちがご飯を食べている光景は凄く神秘的で不思議な気持ちになりました。このような光景は普段都会で景色に意識を向けない私(寺戸巴那)にはとても新鮮でした。九住から帰ると、取ってきたビール粕やおからを牛たちに与え、発酵した藁をカゴに詰める作業を行いました。午後は、牛の堆肥の作業と子牛にミルクをあげました。

今日は昨日新しくできた牧場の牛が逃げ出してしまうということがありました。山地さんに連れてくるよう頼まれたのですが、牛は逃げ回ってしまい中々コントロールができませんでした。その中で山地さんに、牛は人間から逃げるように走るため、連れていきたい進行方向とは反対から人間が向かっていかなくてはいけないこと、人間が走るとウシはビックリして余計走るため走ってはいけないことを学びました。私は予想外のことに起きるとパニックになってしまい後先考えずに行動してしまうという癖があります。しかし、命に関わる仕事として、予想外の時こそ冷静かつ頭で考えて行動する必要があると分かりました。

また、普段の作業の中で直接的に地域の活性化や変化に貢献しているなと思える場面は感じとることが出来ていないのですが、普段SNSで投稿や発信をしない私が宝牧舎や牛についてインスタグラムで投稿をすると、友達からこんな取り組みをしている牧場があるんだねというコメントがきました。この様に10日間で村を劇的に変える、活性化させるということはできませんが、宝牧舎のことについて知らない人に知ってもらうきっかけを作ることが出来ました。引き続き今自分ができる最大限の村おこしをやっていきたいです。