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Bloody Sunday

この3日間、牛の鳴き声を聴きすぎて、いよいよ家に帰ってからも外を走る車のエンジン音や誰かの部屋から聞こえるドライヤーの音すらも牛の声に聞こえる幸せな空耳が発生してきました4日目です。

本日の活動も例のごとく、餌やりとスーパー草刈りタイムでした。昨日苦労して集めた野草をウシさんたちが美味しそうに食べているのを見ると、少し苦労が報われた気持ちになります。数ある野草の中から食べられる草を選ぶことができる彼らが草のプロフェッショナルなら、きっと牛飼いは草刈りのプロフェッショナルだなと今日も草刈りをしながらそんなことを考えていました。初日とは草をまとめる動きが段違いに効率的になったのが自分でも分かります笑

今日の写真は牛さんたちと一緒にランチを楽しんでいる、本日最後の平和なひと時を過ごしているときの写真です。この後あんな悲劇が起きるなんてこの時は思ってもいませんでした…。食べ終わった後、午後の草刈りをしていたのですが、葉が鋭利だったり、茎に棘があるもので手や手首をぶすぶす刺されて至るところに傷ができ、意図せず手首と擦れた葉でかぶれ、草を積む時に葉で耳を切り、ロープを結ぶ際に指の皮がべろりんちょし、子牛ちゃんに指をちぱちぱされている時に患部に歯が当たって悲鳴を上げ、しまいにはお風呂に入った時に脚に信じられない数の青紫色の痣を発見しました(おそらく草刈り中に楽しよう膝を付いたまま歩き回ったりふらふらしてコンテナに激突したりしたため)。たった1日のうちになぜこんなことに…。という訳で、今回は今後別府自然放牧コースにいらっしゃる方、または山で草を分け入っていく予定のある方のために服装について、私がおすすめしたいことを伝えます。

①「長袖シャツは袖が少し余るくらいのものがベスト」です。

今日の私は袖の長さがぴったりの服を着ていたので、どうしても作業している最中は袖が上がってしまい、肌が露出した隙間を刺されたり擦れてしまったりしました。

②「軍手はできるだけ目の細かいものが良い」と思います。

ほんのわずかな隙間でも棘や固い先端は貫いて刺してきます。刺さると結構痛いし血が出ます。完全に防ぐことは出来ないですが、

目の粗い軍手より細かいものの方が多少は防げます。

相手は自然です。人間の柔肌なんて簡単に傷付けてしまいます。こちらが予防しないと本当に危ないです。草への予防については今書きましたが、ロープと打ち身については完全に自己責任なので、皆さんは私みたいにならないようくれぐれも気をつけてくださいね。

いよいよ明日は最終日です。筋肉痛に負けず、最後の力を振り絞って頑張りたいと思います。