江田島での七日間はあっという間で気がつくと最終日でした。たくさんのことを経験させていただきましたが、中でも印象に残っていることはトカランドには毎日誰かが訪れることです。用事のついでに少しお茶をして会話を楽しみ、また次の日別の方に同じようにします。「ちょっとお茶でも」という気軽なもてなしは形式ばらない分、心の距離を縮め信頼関係を生み出します。こうした日常的な交流が積み重なることで、地域全体が温かく、安心して暮らせる場所になっていくことを改めて実感しました。
また、七日間の生活の中で地域の方々の島に対する生の声を聞くことができました。豊かな自然を守りたい気持ちと町を発展させることで暮らしやすくしたい気持ちが衝突することがあるそうです。どちらも町を良くしたいという思いは同じであっても手段が違えば全員が納得する方法を見出すことが難しくなるということを生で感じることができたのはとても貴重な経験であり、「地域のために」が本当に地域のためになっているのかを熟考する大切さを学びました。ここで得た思いを忘れず今後に活かしていきます。
筆者:F日程一同


