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大切な仲間

こんな大切な仲間と出会えたのは初めてです。

今日は最終日でした。

朝起きてみんなで部屋の掃除をしました。

私たちが江田島に来る前よりも綺麗にしようをモットーに部屋の隅々まで掃除をしました。

家が綺麗になっていくのは嬉しいけれど、もう帰るという事が目に見えてわかってきて、とても悲しくなりました。

お昼には生協が来て、地域の人と交流しました。

地域の方々はこの10日間で会えた回数は少なかったですが、色々気にかけてくださり、仲良くなることができました。

お昼ご飯を食べる前に江田島をでる予定にしたため、少しバタバタしてしまい、お礼をもっと言いたかったことを後悔しています。

フェリーがでて、きゃんでぃさんと賢さんが見送りで手を振った時、みんな泣いていたのは内緒です。

この10日間では、本当に、本当に色々なことを得ることが出来ました。

18年間東京で過ごしてきた私にとって江田島は、何もかもが新鮮で、山羊の餌やりや、魚の捌き方、はちやムカデに刺された時の対処法、フェンスを固定する番線の巻き方、ここには書ききれないくらいの事を学ぶことが出来ました。

山作業や山羊についてだけでなく、家のことや地域のこと、人生観や社会のことなど、様々なことを学びました。

最初は指示を貰って作業していましたが、「こうした方がいいんじゃない?」などと自分たちで意見を出せるようになってきて、成長を身に染みて体感しました。

人間関係について、最初は壁を作ってしまったりして、少し関わりにくいこともあったけど、何日も過ごして本音を話し合ったりした事で日が経つにつれ仲が深まってきました。

体力がなくて色々任せてしまったり、自らの行動力が弱い私を、ちょっとした事で褒めてくれたり感謝してくれたりしてくれたみんなに、とても感謝をしています。

みんなで歌ったり、ダンスを踊ったり、楽器を演奏したり、過去を話したり、夢を語り合ったり、10日間で当たり前の状況になってしまったのでこれから無くなると考えてしまうと、とても悲しいです。

少し無愛想だけどみんなの事を常に見て考えてくれる賢さん、いつもどんな人にも笑顔で愛情を注いでくれるきゃんでぃさん、最年長で視野が広くて周りをまとめてくれる龍哉、真面目で考えすぎちゃうけどずっと周りを見てくれる健人、睡眠時間は短くても行動できゃうけど朝は弱くていつも何かしらの作業をしていてくれるあず、体は小さいのに大きな丸太を持って運んだり体調を崩してもみんなの事を考えて仕事をしてくれるしゅう、みんなが疲れている時や大変なとき場を和ませてくれて妹みたいなのにきっちりと仕事をしているみく、元気でいつも笑顔で周りを暖かくしてくれるえな。

みんなが大好きです。

みんなのいい所はもっと沢山あってここには書ききれないです。

つらかった5時起きも、大変だった山作業も、このメンバーが集まったからやり遂げることができました。ちゃんと5時に起きらてれいたか分からないけど笑

年齢も性別も育った場所も環境も違う6人がこうやって仲良くなれたのは、賢さんときゃんでぃさんのおかげです。

この10日間には後悔も沢山あります。

人任せにしすぎてしまったり、周りを見れていなかったり、最初から全ての力を出しきれませんでした。

戻れるならもっと仕事がしたいです。

でもこの経験から、今後は最初から自分の100%を出せる気がします。

本当にこのメンバーが大好きです。

自分もこれから絶対に成長するし、みんなも絶対に成長します。

それを見届けて何年経っても、連絡を取り続けたいです。

人生で一生忘れられない経験が出来ました。