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雨の日だからこそできること

本日は雨天のため、外での活動が難しく、屋内での活動が主となりました。

今日も含め、この3日間はスケジュールが事前に決まっていませんでした。今日のように雨の場合、スケジュールは外ではなく屋内活動が中心となる。事前に決まってないからこそ、そうした柔軟なスケジュール調整が可能となります。私たちが持つ常識の1つに、「事前に計画を立てて行動する」ということがあると思います。計画するからこそ、上手くできる。私自身そう思っていました。しかし予定を立ててしまうと、その通りにしか動けなくなってしまいます。その点、柔軟なスケジュール決定が可能な今回の場合は自分たちから行動を決定することができ、学びをより深くできると思いました。

本日の活動は大きな仕事はなく余裕を持ってご飯の用意ができました。りんごケーキや鍋の調理の過程で一人一人が自分の意見を主張したり、作り方を学んだりできました。今日上手くいかなかったことも「上手くいかない方法を学んだ」と思えば、次に繋げられそうです。また、成果として、仲間同士、また世話人の方たちとより深く交流し、互いを理解できるきっかけを作ることができました。また、ヤギのご飯を用意する際、ヤギが食べることを考慮して野菜の長さやサイズ、硬さなどを決めてほしい、という指示があり、ヤギの視点から考える大切さ、さらにはなぜその作業を、誰に向けて行っているのかをしっかり意識する大切さを学びました。

交流する機会が増えたことで、世話人の方たちと私たち一人一人がより親密につながることができました。雨天で予定が中断されず、むしろ大きな進歩を得られ、明日以降に活かしていけると思いました。

私は今回、「私のあたり前」から離れ、「江田島のあたり前」に向き合って、その文化をたのしみ、良さをたくさん吸収したいです。「便利・不便の視点」ではなく、「なぜそうなのか」「大事にしていることは何か」をまなび、理解して自分の糧としたいです。