今日は昨日の午前に引き続き、imacocoの近くの敷地と隣のシェアハウス「cocokara」の開墾を一日かけて行いました。
土を運んだり、地面を平らにしたりといった作業を行いました。
作業の中で木を切り倒しました。ゆうとさんは「生きている木を切るのは初めて」ということをおっしゃっていました。地元では木や植物に着目する機会がありませんでした。しかし、今日までの6日間を奥尻島で過ごすことで、自然に着目し、自然も生きているということを実感しました。生きている木を切るということは、殺すことです。6日間で私が自然を着目できるようになったのは、きっと慣れたからなのだと思います。自然に囲まれることで、自然を意識し、着目したからこそ、生命の実感とともに感謝が生まれたのだと思います。
では地元に戻った時、私は自然を意識できるのでしょうか。慣れというものは怖いことです。慣れにより意識できるようになることもありますが、忘れてしまうこともあります。この10日間が価値ある時間になるためには、地元に帰ってから、いかにアウトプットし、慣れを当たり前だと思わないことなのではないかと考えました。
現在は物が手に入りやすく、調べれば何でも出てくる世の中になりました。「当たり前がない」そんな生活が島の醍醐味なのではないでしょうか。