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奥尻周遊ツアー!

奥尻島での生活も2日目を迎え、今日は世話人であるゆうとさんに周遊ツアーをして頂きました。

昨日は現地に集合し、みんなでカレーを食べたので奥尻をしっかり回るのは今日が初めて!

まず向かったのは「奥尻島津波館」です。

平成5年に発生した北海道南西沖地震。その直後に島を襲った津波の記録が残っていました。

大学生の私たちが産まれる前の出来事で、今日まで地震について詳しく知らずにいました。今日初めて知ったことばかりでしたが、自然と道中にある避難路や防波堤に目が向いていました。地震大国で生きる私たちが、考えさせることばかりでした。

次に移動して離島仙人による「深海松加工体験」を行いました。深海松はサンゴの1種です。サンゴは南の方のイメージだったので、北海道に存在することか驚きでした。そしてサンゴは赤やピンクが思い浮かびますが、磨くと虹色に光るサンゴである深海松は不思議でわくわくした気持ちで体験をしていました。

この体験では各々がたくさんある中から1つ深海松を選び、ヤスリでひたすら磨いて完成です。ヤスリで磨くことで、青黒くなったり虹色ぽくなったりと輝きを帯びてきました!キーホルダー、ボールペン、ネックレス、箸置きなど思い思いに作品を作りました。

体験をしていたらお昼ご飯の時間です。お昼は離島仙人による三平汁、つぶ貝、ホッケなど海の幸を味わいました。奥尻のご飯が美味しいのはもちろんですが、みんなで談笑している時間がとても好きだと感じました。

ご飯が終わると奥尻のシンボルでもあるなべつる岩を眺めて、稲穂ふれあい研修センターへ訪れました。ここは閉校になった小学校を改装し、様々な展示がされている場所です。

みんなで学芸員さんのユーモア溢れたお話を伺いながら、回りました。土器や歴史的な展示を見て、当時の生活を感じることが出来ました。なかなか他では触れることのできない展示品に触れることができる貴重な機会でした。

そして一日の締めの夜には、雲の隙間から、普段は見れないような星空を寝そべって眺めました。限られた中で、仲間との時間を大切にしていきたいと思える瞬間でした。

今日は奥尻を一周し、心もお腹も大満足の一日でした。初めて知ることばかりでしたが、島民の方々にレクチャーして頂き、たくさんの奥尻の良さを見つけることが出来ました。

明日からの活動もみんなで全力で取り組みたいと思います!