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海岸のゴミに愛を

3日目は、昨日行なったゴミ分別の続きを取り組みました。

今回無事作業を終えることができ、この活動を通して、3段階の感情変化を体験できました。それは、好奇心・嫌悪・愛です。

まず、ゴミを拾う段階では、自分の想像していた景観とは大きく異なり、強く興味が惹きつけられました。以前は、ペットボトルなど特定のゴミばかりが落ちているものだと思い込んでいましたが、実態はそうではありません。形・大きさはもちろん、さまざまな言語で表記されたゴミが無数に存在するのです。そして、現地だと自分の関心があるモノを手に取って確認することができるため、好奇心が強く刺激されました。

次に、ゴミの細断作業に取り組んだ際には、負の感情が湧き出てくるのを実感しました。というのも、ゴミを細断するのには莫大な労力がかかるにもかかわらず、それをはるかに上回るゴミが現存し、生成されているからです。私はこの現実を突きつけられ、環境汚染の残酷さと、捨てる者への怒りが抑えられませんでした。

それから作業を続けていると、驚くべきことに、ゴミに愛着が湧き、寛容な気持ちになれました。これは、処理するゴミの山がどんどん小さくなり、それと同時に綺麗に色分けされた細断ゴミがまとまっていくからです。そのゴミがダンボールに入れられた状態は、まさしく「おもちゃ箱」でした。そこには、宝の山を手で掻き分けられるような愉しさがあったのです。

このように、今回はゴミのリサイクルをしましたが、環境保護だけではなく、人としての学びも十分得られました。まだ3日目ですが、これから先も、感じ取れることは全て吸収していきたいです。