今日は、ダイビングはおやすみで震災のことについて学びを深めました。
まず大船渡の図書館で資料を収集し、大船渡と陸前高田の町を車でまわりながら、陸前高田にある東日本大震災津波伝承館で学習を深めました。
大船渡と陸前高田は隣の町であるにも関わらず、復興状況が大きく異なっていることに驚きました。
陸前高田市はかなり膨大な範囲に渡って津波の被害を受けました。そのため近くの山を切り崩し、その土を使って町全体に盛り土を行い整備しました。そのため震災から10年が経過する現在でも町の至る所で工事が続けられています。
このように「復興の遅れ」が生じているのは、様々な要因が重なったためですが、その一つに土地の所有権問題が大きく関係しているそうです。
東日本大震災から10年が経とうとする今、復興する過程で直面した課題が浮き彫りになってきています。すぐそこまで迫っている未来の災害のために、私たちはその問題から目を背けてはいけないのだなと感じました。