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四万十での最後の晩餐

四万十での生活も9日目になりました。

午前中は、倉庫からサツマイモやくず米などを運ぶ作業をしました。初日はサツマイモのコンテナを運ぶのも一苦労でしたが、みんなスムーズに運べるようになり、かなり早く作業が終わりました。20㎏のくず米も、軽々と軽トラから移動させられるようになりました! 力がついたのもそうですが、身体の使い方が上手になったのだと思います。

夜は、送別会をしました。念願のお刺身と鰹の藁焼きを食べれることにメンバー一同喜びでいっぱいでした~!庭で、藁を敷き、実際に藁焼きを行いました。分厚く切るのが高知流らしく、とても美味しかったです。ecoff代表の宮坂ご夫妻も来てくださり、様々な話をできました! お酒を交わしながら、メンバーやのぶさんとも最後の晩餐を楽しみ尽くしました!!

明日で、四万十とはお別れです。「立つ鳥跡を濁さず」というように、お世話になった部屋に感謝して綺麗してから別れを告げたいです。四万十の景色も出会ったメンバーも最高でした!!!!

さて、ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございますm(_ _)m 明日で四万十での生活は終了となります。そこで、私が感じたことを少しだけ、、、、。

今回、私は農業の現場と接点をもちたいと思い、ボランティアに参加しました。大学で1年間学んでみて、農学部に入ったものの学べるのは農学であって農業ではないと感じたからです。授業やサークルでいくら実習をしても、それはあくまで学びであり、農業を生業としている人達とは雲泥の差がある。だからこそ、自ら現場に赴き、体験したり考えたりしたい。

やはり、現場は違います。次世代型農業は中々受け入れられていないと感じました。のぶさんが初日に言っていた、「世代が変わるのを待つしかないのかもしれない」その言葉について色々と考えさせられた期間でした。有機農業ですら、中々受け入れられていないのです。テクノロジーは進んでいても、現場への普及は難しく、そこにギャップを感じました。私が将来就きたいのは研究職で、生産側ではなく新たな技術や品種を生み出す側、、、研究者と現場には距離があるのだと深く考えさせられました。