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別れと出発

今日までの感謝の思いと、これから先ここを訪れる人たちが心地よい時間を過ごせるようにという願いを胸に、お世話になった住居をお掃除しました。

そしてそろそろお別れの時。駅まで送っていただく車の中では、四万十川をはじめとした、10日間で馴染みになりつつある景色をしっかりと目に焼き付けました。

駅に着いて電車に乗る前に、世話人のノブさんとタツさんに握手をしてもらい、感謝を告げて別れました。ここでお別れのメンバーもいたので、何度も手を振りました。

こうして幕を閉じた9泊10日の四万十川・有機農業コースは、ハッキリ言って天候には恵まれなかったと思います。そのことで何度もノブさんから「残念だった、ごめんね」という言葉を聞きました。確かに雨が降っていたことで出来なくなった作業もありました。しかし、それだけで良さが無くなるようなコースではないと思います。

雨が降っていて出来ない作業があったことで、農業がいかに天候に左右されるのか、そして天候が悪くても必要な作業はあるということを実感することができました。また、屋内で座って行う作業だったからこそ、みんなと様々な会話や議論を行うことができました。

多くの人が忙しない日々を生きる中で、今回のようにじっくり自分を見直し、他者の観点を知り、自分の思いを言語化する機会は今後の自分にとって大きな影響を与えると思います。

このような貴重な機会や、新しい経験をもたらしてくれた四万十川・有機農業コースは非常に『よきもの』でした!