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出会いに感謝

最終日の今日は、宿の清掃からスタートしました。私たちが初日に来た時と同じか、あるいはそれ以上に綺麗になるように隅々まで掃除しました。最後の最後にまたメルカリに出品したさつまいもの注文が入り、もう慣れた箱詰めをしました。自分たちで説明文を書いたので、出荷作業ができることをとても嬉しく思いました。

世話人のノブさんにボランティア修了証をいただき、宿でタツさんに別れを告げて、高知駅まで車で送っていただきました。途中、ノブさんおすすめのお店に寄り道して、それぞれお土産を購入しました。高知駅到着後は、ノブさんと固い握手を交わし、参加メンバー間で文通する約束をしてそれぞれの帰路につきました。

この10日間は、天候の影響もあり思うように農作業をすることはできませんでしたが、ノブさんやタツさんからは有機農業のやり方、地元の方々からは有機稲作や林業の現状を教わり、初めて知ることが多くありました。有機農業がなかなか地元の農家さんたちには受け入れられていない状況にあると聞いて、有機農業の長所や農薬の危険性を正しく理解し、広めていくことが実際に話を聞いた私たちにできることではないかと思います。

また、世話人の方や地元の方、ecoff代表の宮坂さんなど、それぞれの今までのご経験や考え方を聞くことができ、大変勉強になりました。ノブさんは人生は何度でもやり直せるとおっしゃっていて、失敗を極度に恐れる必要はないのだと感じました。

私はecoffでの活動は2回目だったのですが、今回は様々な人との交流ができた10日間だったと感じます。もちろん有機農業を実際に体験するために参加したのですが、それだけではなく様々なバックグラウンドを持つ人たちと出会って話が聞けたことで、自分の見識を広げることができました。有機農業の大変さを全て理解できたとは言えませんが、実際に来て、生産者の方の本音を聞かないと分からなかったことがたくさんありました。なかなか普段の生活ではそのような話を聞く機会が得られないので、今回来て良かったと思います。今回の参加者と出会ったのも何かの縁なので、これからも関係を大切にしていきます!四万十の皆さん、貴重な体験・お話をさせていただき、ありがとうございました!