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村おこしボランティア【種子島コース】での活動の様子

雑草との戦い、地域とのつながり

D日程も折り返しに入り、今日から安納いも農家のけんたさんにお世話になることになりました。午前中はつる返しと畑の雑草抜きに取り組みました。

つる返しは、いものつるが畝をまたいで伸びたり、他のつると絡み合ったりしてしまうため、それをほどきながら元の株へと整える作業です。最初は複雑に絡み合ったつるに手間取りましたが、「株元からたどるとやりやすいよ」というけんたさんのアドバイスのおかげで少しずつコツをつかみ、作業スピードを上げることができました。

雑草抜きでは、そこに生きる多くの生き物たちに出会いました。初めて見る模様の幼虫や、15cmほどもある大きなムカデが現れるたびに驚きましたが、自然の中で行う農作業のリアルさを肌で実感する時間にもなりました。

お昼は作業を少し早めに切り上げ、地域の運動会を見学しました。競技中は笑顔と声援があふれ、地域の人々が一体となって交流する姿に温かさを感じました。

午後も引き続き、つる返しと雑草抜きに励みました。

作業を終えて帰る途中、A・B日程の参加者が雑草抜きをした畑を案内していただきました。わずか1か月で再び雑草が生い茂っており、その生命力の強さに驚かされました。けんたさんが「農業は雑草との闘い。雨が降って晴れたら、また生えてくるんだよ」と話してくださった言葉が深く心に残りました。

今日一日の体験を通して、作物ができるまでには想像以上の厳しさと根気強さが必要であることを実感しました。そして、農作業の背景を知ることで、食べ物をいただくことへの感謝や重みをこれまで以上に強く感じるようになりました。

筆者:Seina