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種子島の農業は変わり続けている

シキミとヒサカキを作っている農家さんでの活動をレポートします!

シキミとヒサカキは、あまり馴染みがないかもしれませんが、仏教や神道でお供えされる緑色の葉です。

今日は、朝に畑でシキミの収穫をお手伝いした後、作業場でシキミの花むしりをしました。

今日は雨予報でしたが、作業時間の最後に小雨が降る程度でラッキーでした!

収穫では、枝を一本ずつ切り、荷台に載せていきます。

花むしりでは、花を全て取り、不要な葉を取ったり整えたりします。

花むしりは、回数を重ねるごとに早く作業することができるようになりました。

しかし、働いている方の正確で早い作業には到底追いつけそうもなく、職人技だと感じました。

シキミとヒサカキは、いつも葉と枝だけの状態で売られていますが、今の時期には白い花が沢山咲いています。

私は、シキミとヒサカキに花がついていることを想像したことがなく、売られている作物がその作物の一部分でしかないことを再認識させられました。

種子島でシキミやヒサカキが作られ始めたのは、近年のことで、それまでは園芸農業も少なかったそうです。

今の種子島では、温暖な気候を生かして、伝統的なサトウキビやサツマイモ以外の作物が多く栽培されています。

これは、船などで作物を出荷するための輸送技術が向上し、新鮮なまま各地に出荷できるようになったことなども影響しているそうです。

種子島の農業では、農家の高齢化や耕作放棄地の増加など、他の田舎でも起きているようなマイナスな変化が問題になっています。

しかし、環境に合わせた新たな作物の生産や販路の拡大など、プラスな変化も起こっています。

マイナスな変化が報道されがちですが、今回現地を訪れて、プラスな変化も起きていることが分かりました。

インターネットであらゆる情報を得られる現代においても、実際に話を聞いたりしないと得られない情報があることに気がつくことができました。

まだ種子島で活動する日数があるので、多くの人に話を聞き、ここでしか得られない生の情報を得ていきます!

ここまで読んでいただきありがとうございました!