今日は、オクラを育てている農家さんでの活動をレポートします！

　主にトンネル栽培のトンネル作りをお手伝いたった。トンネル栽培は温度を高めることによって収穫時期を早めることが目的である。畝にトンネルを作るために、半円の支柱を土に差し込んだ。トンネルの屋根は穴の空いたビニールと穴が空いていない幅の狭いビニールを重ねて覆う。ビニールを重ねるにも、風で煽られオクラがダメにならないように「ぎゃんと」紐で固定する（”ぎゃんと”＝しっかりと）。また、風で煽られないためだけでなく、ビニールの穴を活用してトンネル内の温度を調整する。トンネル内が高温になりすぎないようにする。

　今回お世話になった農家さんは、常に天気予報をみてその日の作業を決める。農業は、誰でも始めることができる。しかし、農業は自営業である。どのように運営していくかは自分次第である。また、自然を相手に丁寧な管理が必要である。人とは違って、表情や気持ちを読み取ることは難しい。農業は始める時期や作るもの、育て方、販売の仕方は自由である。その一方、自由だからこそ一つ一つの判断がリスキーなものにもなりうる。自由だからこその難しさを感じた１日であった。