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本質を捉える講座

活動日5日目.

本日はコーヒー豆の実の収穫.

近日の雨の影響により,一部の実が割けてしまっているだろうという世話人の方の予想のもと,半信半疑で珈琲畑に向かう.

珈琲の木の栽培にあたり,その状態は様々なパラメータに左右される.

豆の種類,日照時間,気温,湿度,土の水分量,,,

変動しやすい日本の島の環境下で,豆の状態,木の状態を予測するのは容易ではない.

しかし,世話人の方は未来予知したかのように様子を的確に言い当てた.

努力と経験の賜物だろう.

生産者であり,研究者であると感じた.

世話人の方の

“珈琲の木と会話できるようになってきた”

という言葉の意味の深みを知る.

島には様々な人が集う.

本日は8人で食卓を囲んだ.

現実主義者,自然主義者,人間絶対主義者,スピリチュアルな思想家,,,

これほど多様性に富んだ食卓に巡り合う機会はないのではないか.

これもまた島の良さである.

本日の話題は”山から町におりてくる熊について”.

倫理的観点や自然淘汰の視点など様々な観点から問題を捉えいく.

正解はない議論だが,大事なことは”本質をとらえ全体を見ること”.

何故その現象が起きているのか,それによってどこに影響が及んでいるのか.

自然な会話から始まった食卓の会話は,大事な教訓を得る大きな機会となった.

明日もまた島の新しい出会いがあるという.

新しい出会いと発見を楽しみに,珈琲を飲んで寝ることにする.