本格的な活動が始まった二日目。
午前中に焼尻めん羊牧場で出荷される羊の選別を見学した。重さやオスメスで出荷される場所が考えられている。メスの方が臭みが少ないらしく、ほかの羊と比べても美味しいと評判が良いらしい。焼尻という島に特別な力があるのか。
その後国の天然記念物にも指定されているオンコの森を世話人の二人のガイドのもと散策。今までの文化や伝統、自然の成り立ちを聞きながら…
花を咲かせる時期が本州と同じ種もあれば違う種もある。8月にも関わらず、あじさいが綺麗に咲いていた。
風が強く吹いたり、積雪が理由で原生林は低く横に広がっており、クネクネと伸び育っている樹林が多い。
自然が作り出した景色が見れた。自然豊かな場所は自分の住んでいる地域の近くにもあるが、よく見ると違いは見られ、それぞれで違いや良さがある。歩いてみないとわからない。聞かないとわからない物語がそこにはあった。
午後は羊の放牧地の移動と放牧地に咲いているトゲのあるアザミ(花)を駆除。
島の5分の1が羊の放牧地として使われていておよそ80ha(ヘクタール)ほど。
羊は牧草の穂先しか食べないらしく、一週間くらいでほとんどが食べ尽くされてしまう。
広大な放牧地での羊の移動は迫力のあるものだった。(気になる方は宿「焼尻ゲストハウスやすんでけ」のインスタグラムをご覧ください!)
毎回この移動を〇人(前日の記事を読んでください!)で行わなくてはいけないのは大変だと感じた。しかし、それでもその仕事をやりこなしてしまうめん羊牧場の方々に魅力を感じた。
また、めん羊牧場のうららさんが羊の革なめしに挑戦しており見せてもらった。空いている時間を活用して最終的には島のお土産などにならないかと話してくれた。
課題はたくさんあるようだが、挑戦している人が島には沢山いる。島に定住している方もゲストハウスに来る方も。
今回集まったメンバーそして私自身もそうだ。
お互いがお互いにどのような影響を与えるか楽しみである。