焼尻島に来て3日目が経った。今日は焼肉ハウスのペンキ塗りと、昨日に引き続きめん羊牧場で作業を行った。
3日間過ごした今、1番思うことは、時間がすごく濃密であるということだ。
1日の活動を終えた16時頃、もうこんな時間?!と驚くと共に、いま22時じゃないとおかしいだろと思うくらいには充実感と良い意味の疲労感を感じた。
ずっと滋賀にいた私にとって、この島で経験することはどれも刺激的で、初めてのことばかりである。羊との触れ合いやDIYは勿論のこと、共同で生活すること、宿に来たお客さんと話すこと、食材を買うのに船や天気も考慮する必要があること、そしてどこを見渡しても海が見えるという環境にいることも。
知識として知っていたことはあったけれど、実際に島で過ごし、経験を得ることで、より自分の知識に幅が出来たと感じる。
焼肉ハウスのペンキ塗りをしたときに、中の壁に数年前にecoffの活動をした人達の名前が残っていることに気が付いた。
時間は違うけれど、私たちと同じようにこの島に来た人がいて、そしてその人達が残してくれたものを今、私達が修復する。
それぞれが島に来るときに抱いた思いや目的は違っているだろうけど、このボランティア活動を通して支え合い、繋がっているのだなと感じた。
私も何かこの島に出来ることはあるだろうか。答えを明確に出すことは難しいかもしれない。だからこそ、ここで経験できること一つ一つに思いっきり全力で取り組み、たくさん学びたい。