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色々なことを知れた一日

今日の活動内容は、羊の選別と塗装作業でした。

羊の選別見学では、牧場で働いている森さんが出荷する羊を9頭選ぶところを見学しました。肉のおろし先で必要な量が違ってくるので、そのとき捕まえられた羊を体重計に乗せて、ちょうど良い重さだったらその場で出荷されると決まります。フランス料理では肉の臭みがない方が好まれるのでメスを出荷するそうです。このお話を聞いたときに、目の前のかわいい羊は、35キロのメスの肉だ、と理解しました。頭ではわかっていたけど、牧場のお手伝い6回目にしてやっと「家畜」として羊をみることができました。選別された羊は約一週間後に出荷されるそうです。

森さんは動物を殺して食べているという現実を「見えやすいか見えにくいか」と表現されていました。今回私は選別出荷を見学させていただいたことで、見えやすいところに立っているけど、家に帰って見えにくいところに戻ったとしても、生き物を殺して食べているという現実は変わりません。命をいただいているということと動物への感謝を忘れないであり続けたいです。いただきますの言葉に深い意味が加わった日になりました。

塗装作業では、昨日みんなで作った棚をブラウンに塗りました。最初は色が薄かったけど、一度乾かしてから二度塗りをしたら、かっこよくきまった色になってよかったです。ECOFFの文字を入れる最後の場面まで全員で協力して楽しく作業できました!今回作った棚は、男女混合ドミトリーの荷物置き場になります。お客さんに使ってもらうのが楽しみです!

予定よりも早く棚作りが終わったので、お昼は島の唯一のカフェにいきました。カフェの方から焼尻島についてお話をお聞きしました。世話人のかなさんからもいつも焼尻島について聞かせてもらっていて、島民の方からも移住者の方からも観光で来た方からも聞く機会があって、一方向ではなく色々な視点で一つの地域について知れたことが良かったです。村おこしを考える上でとても大きな収穫になりました。

残り2日ですが最後まで全力で走り抜けます!!