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本当の最終日

本来は昨日まで活動の予定でしたが、強風と高波によってフェリーが欠航となったため延泊し、今日が本当の活動最終日となりました。

今日は朝4時に起きて、歩いて島を一周しました。早朝の焼尻島は昼、夜とはまた違った表情で、相変わらず綺麗でした。歩きながら、この美しい景色が見られるのも今日で最後だと思うと、どこか寂しい気持ちになりました。

ゲストハウスに戻って最後の朝食、ミーティングを済ませた後、円陣を組んで気合を入れてから掃除に取り掛かりました。最初はぎこちなかった僕達でしたが、自然にこのようなことができるようになっており、仲が深まったことを実感しました。その後はすぐにフェリーの出港の時間となり、ここでお別れとなってしまいました。

あっという間に過ぎていった11日間でしたが、非常に多くの学びや経験が得られたと思います。世話人さんや牧場の職員さん、漁師さんなどから島についてのお話を聞かせていただいた時や、島の美しい景色を見に行った時は、この小さな島にこれ程多くの魅力が詰まっているのかと驚きました。それと同時に、少子高齢化や、島の魅力に気付けないまま帰ってしまう観光客がいるなどの問題があることも知りました。島の活性化には、より多くの人に島について知ってもらうことが必要不可欠だと思います。自分も島に来るまでは島のことをほぼ何も知らなかったうちの一人でもありましたが、今回のプログラムを通して焼尻島の素晴らしさを学びました。直接島に行ってお手伝いすることは難しいですが、島の知名度向上に努めることはできます。自分が学んだことや経験したことを周囲に伝えることで、少しでも多くの人に島について興味を持ち実際に足を運んでもらうきっかけを作れたら嬉しいです。

最後に、世話人さん、牧場の職員の方々、島民の方々、そしてC日程の参加者のみんな、本当にお世話になりました。焼尻島についての知識だけでなく、料理や掃除にDIY、仲間との共同作業やコミュニケーションなど、日常生活において大切なスキルも身につけることができました。自分にとってかけがえのない11日間となり、感謝の気持ちでいっぱいです。またお会いできることを楽しみにしています。