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めん羊牧場での出荷、給餌

焼尻島コース2日目はめん羊牧場の出荷の見学からスタートしました。9頭の羊を出荷するために昇降機付きのトラックを舎内に入れ、そこから作業が始まります。羊が逃げないようまず囲いを作り、その後暴れる羊を職員の2名が全身で押さえ込みながら一頭ずつトラックに乗せていきます。私は出荷という作業を言葉で聞いたことはありましたが、実際に目にするのは初めてで想像よりも遥かにハードな作業に驚きを隠せませんでした。逃げ回る羊は自分の命がここで終わることを感じ取っているようで、一頭ごとの悲しい表情が頭に残りました。午後には羊の餌やりを経験しましたが、餌に我先にと向かう羊の群れに生命力の高さを感じました。

また、牧場内を案内していただいた際には出産で亡くなった羊や、長く生きられなかった子羊などを埋葬する区画も目にしました。数多い羊の中には、食肉として出荷される羊だけでなく生きる過程で命を落とす羊もいることを知り、命を繋ぐ必要性を改めて考え直すようになりました。

食肉として、私たちは多くの動物を口にしますが、その際過程を想像することはありません。今日知ったのはその一部ではありますが、少しでも命のありがたみを知れたように思います。

 明日からもめん羊牧場の方には大変お世話になるので、少しでも力になれるよう私たちのできることを考えて動いていこうと思います!