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温かい出迎え!

船が港に着く頃、最初に目に入ったのは満開のエゾヤマザクラでした。濃いピンク色が印象的で、私たちを温かく迎えているように感じられました。船から降りると世話人の方々が出迎えてくださり、活動がとても楽しみになりました。到着直後に最初の活動は自己紹介と活動目的の再確認でした。私がどうして活動に参加したのか改めて確認でき、メンバーの目標を聞いて刺激をもらい、私ができる「町おこし」の他の方法を学ぶことができました。その後ゲストハウス内の掃除の仕方を学び、ゲストハウスに貢献するための準備ができたと感じています。

昼食後、お世話になる漁師さんへ挨拶をしました。どの漁師さんも笑顔で話しかけてくださり、「この人たちを私たちの活動で笑顔にしたい!」と本気で思いました。ある漁師さんは差し入れをしてくださり、「恩返しは活動でしよう」と心に誓いました。

私たちが体験を予定しているホタテ漁は、人手不足のため今年で最後と聞きました。また、島の施設も人口の減少でどんどんなくなっていると聞きました。町おこしの目的は島の現状を知ってもらう。このことも重要な活動だと思っています。現在は、島で1年生活するための仕事が限れており、島で生活するためのハードルが高いです。この現実が人口減少を加速させています。島の魅力を多くの人に知ってもらい、まずは来てもらうきっかけを作るために、メッセージを通して魅力を伝えていきます。

その後、私たちは原生林を訪れ自然を眺めながら三つ葉の収穫をしました。収穫中に多くの青い小さな花(エゾエンゴサク)を見ることができました。その光景は、青色の絨毯を敷いているようで自然の力強さを体感しました。

ゲストハウス内では、世話人の方々が人生相談にのってくださり、今後の出来事や出会いの中で注意すべき点や楽しむべき体験を語ってくださり、本当に楽しい時間でした。

豊かな自然と優しい人々に恵まれた焼尻島を訪れるきっかけとなると嬉しいです。