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タコ縄のバラし作業を通して島民の方々と交流

活動8日目の今日は朝から雨が激しく降っていたため、屋内にて漁師である佐々木さんかの元で、タコ縄のバラし作業をお手伝いさせていただきました。タコ縄というのは、餌を使わずにタコの習性を利用する漁法において用いられる道具のことで、数十メートルの縄に約140本の針や沈めるための石、海底から縄を浮かせるためのガラス玉が付いています。タコはこの仕掛けに気づかないまま、移動中に針が引っかかり捕獲されます。この仕掛けは毎回バラし、針とガラス玉を次の漁の際に再利用します。そのため、絡まっている縄に大量の針とガラス玉がある状況から、それらを切り分けながら仕分ける作業が必要不可欠なのです。この作業はとても地味なものではありますが、漁をするために必要な準備であり、これらを毎回行う方々の苦労を体験することが出来ました。

そしてこの作業を通して、佐々木さん一家をはじめ、新聞配達員の方などとも交流することが出来ました。それぞれの方と様々な話をすることで、学びや考えさせられることが多く、自分の世界が拡張されたような気がしました。

焼尻島での活動も残すところあと2日となりました。残りの期間で最大限充実した時間を過ごせるように頑張ります!!