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匿名希望(2022春日程)

本当にありがとうございました。10日前までの自分がどんなだったか分からなくなるくらいすごく濃い時間でした。屋久島を観光ではなく、現地の人とと関わることができて、観光では絶対に知ることができなかったことが知れて、考え方が広がって、ボランティアとして行けたことは本当に自分の人生においてとても意味あるモノだと思いました。農業に興味があって、活動に参加しましたが、改めて農業の大変さ、やりがい、生産者さんの思い、育てているモノへの思いなど、裏側の部分を知ることができたのが、自分にとってとても大きかったです。商品として、収穫しても売り物にできないものもあり、それを加工したりし、それでも売り物にできないものもあると知りました。サウスビレッジで食べていたタンカンはすごく甘くて、これでも売り物にできないのかと驚きました。今回、ランチ会を行いましたが、改めてお金をもらう形で運営をさせていただいたことに本当に感謝しています。農業だけでなく、商売のあり方、値段設定の考え方、さまざまな方との合流を通した人としての成長など本当に大きなことを得ることができました。屋久島にいる人は、何歳であろうが、常に夢を持っていることが私にとってはとても印象的でした。就職するのがゴールみたいな考え方がある中で、人生においてゴールなんてずっとないんだと改めて感じる機会になりました。屋久島から帰っても、夢を持ち続けて、いつか植樹したぽんかんを見に行きたいです。「60年後には屋久島の人口がゼロになる。」この言葉がとても印象的でした。移住者は増えているけど、毎年何百人もの方が屋久島からいなくなっていて、そういう現象が日本全国の離島で起こっていると改めて知り、「関係人口を増やす」ことの意義をとても感じました。屋久島は全国的にもまだ名が知られていますが、それでも人口減少は進んでいて、今ほかに行きたいと思っているところも数十年後には過疎化していて旅行できなくなるのかも知れないと思うととても寂しく感じると共にもっと色々と知らなければならないことが沢山あるなと感じました。
長くなりましたが、ふんわりした気持ちで参加したボランティアでしたが、本当に実りある10日間になりました。地元に帰ってからも今回学んだことを活かしていきたいです。ありがとうございました。