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A.A.さん(2023春日程)

こんなにもかけがえのない時間になるとは思っていませんでした。本当に南種子で、みんなのいる時期に参加できて良かったです!
初めは種子島宇宙センターからの打ち上げをきっかけにこの場所と日程を決めていました。学生生活最後に日本の魅力を知ることのできる場所で何かボランティアをしてみたい、友達を作りたい、そんな思いでいました。交通費や参加費を考えると簡単な決断ではなかったけど、活動内容や参加者の感想を読んで決めました。
参加してみれば、10日間の共同生活への不安や活動への心配なんてあっという間になくなっていきました。それは参加者全員が思いやりのある人だったし、受け入れてくださった皆さんが温かかったからです。「この人たちのために何かしたい!」と思わせてくれる人ばかりでした。毎日8時間近いお手伝いをして力仕事も多い日々でしたが、農家さんの想いや消費者のことを考えたひと手間を加える姿に触れて勉強になることばかりでした。毎日の参加者同士のミーティングもここでの経験がより充実したものになるために大切な時間であったと感じます。普段は和気あいあいと一緒に楽しむ仲間でありつつ、その瞬間はそれぞれが向き合った想いや考えを共有して互いに高め合う時間になっていたと感じます。成長したいと思っている参加者に対して、何か与えてあげたいと思ってくれている農家さんがいて、それに応えたいと思うからこそ頑張れていました。参加者も受け入れ農家も「来てよかった」と思える時間にするという種子島コースのビジョンに改めて共感しました。
参加者も受け入れ農家さんもみんなのお互いを思う気持ちがあったからこそ、他のボランティアとは雰囲気が違っただろうし、ここでのボランティアはしてあげるものではなく、させてもらっているものだと感じました。
種子島での経験は私に「人生において何を大切に生きていきたいか」「当たり前に頂いている食べ物はどのような想いで育てられているのか」考えるきっかけをくれました。本当に参加して良かった!!