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雨上がりの牧場に、虹

だんだんと餌やり、牛との接し方に慣れてきました。餌分けは、「最終日には上手くなってるよ」と言って下さった山地さんの言葉を信じて、頑張っています。毎日同じルーティーンのように思えて、予想もしてない事が起こるのが牛と接すると面白いところです。

楽しくなってきた理由の一つに、牛の性格や関係性を観察できるということがあります。山地さんは牛一頭一頭に名前をつけていて、もちろん性格も違っています。名前と、顔と、性格を覚えて見分けられるようになってくるのが、とても楽しいです。

今日は昨日引き取ったジャージー二匹を、元々飼っているジャージーの群れに合流させました。最初はお互いの様子を伺っていたものの、その群れのリーダーと決闘を始め、しばらく経つと二匹はその群れから追い出されてしまいました。

頭を突き合わせて決闘する姿ははとてもかっこよかったですし、牛にも人間のように仲間はずれにしたり、リーダー気質で強気な牛もいれば臆病や牛もいたりと性格が違っていて、見ていて飽きません。

また、環境によって集団に馴染めるか、馴染めないのかは大きく変わるそうで、明日はまた別の群れに二匹を合流させてみるそうです。同じジャージーというだけで仲間になってくれると思っていましたが、やはり先住牛と馴染むのは難しそうです。牛舎で飼われていた二匹が、他の牛と一緒に草の上を群れで移動している姿を早く見たいな、と思いました!

P.S

愛着形成が上手くいっていないと思われていた親子ですが、今日はミルクを飲ませている姿を見ることができました。母牛が、子供の存在を思い出したのでしょうか。涙が出そうなほど嬉しかったです!