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少し寂しい作業最終日

今日は作業の最終日、2班に分かれて活動しました。作業はさとうきびの苗作り、パッションフルーツ苗の出荷作業でした。

パッションフルーツ苗の出荷作業は、作業1日目で経験したことから、スムーズに作業することができました。その中でも、パッションフルーツの苗において1番重要な先端部分を傷つけないと言うことを意識しながら、丁寧に作業を進めました。派遣ナースの方と一緒に作業をし、経験談やしますの医療体制についても聞きました。作業だけでなく、島にいる様々人と交流を深めることの重要性を感じ取れました。

さとうきびの苗作り作業では、2日間も経験しているメンバーがいることから、スムーズに作業を進めることができました。3日間も富田さんと言う農家さんにお世話になっており、大変作業を効率よく行うことができました。休憩時間では、富田さんに喜界島の農業、また農業そのものの実態について深く教えていただきました。島で作られる各農産物の近況、喜界島の農業の特徴、他の島との比較、補助金の仕組み、畜産と園芸の特性比較など、現地にいる農家さんだからこそわかるより現実的な話を聞くことができました。農家さんは、ただ農業をするだけではなく、5年、10年先を見据えた農業をすることを意識して農業をしていると言っていました。富田さんとの作業を経て、ただボランティアで作業をするだけではもったいないということに気づきました。農家さんと積極的に交流することで、より現実的な島の実態について知ることができ、そこで関係が生まれることでその地域に興味を持ち、その地域が好きになることでその地域につながりを持つようになる、このような仕組みこそが地域おこしではないかと感じた。実際に、富田さんは「いつでも島に遊びに戻っておいで、しんどくなったら島に戻って来ればいい」と優しい言葉をかけてくださり、同伴したメンバーは必ず戻ってきますと、喜界島、富田さんが大好きになっていました。これこそが関係性作りであり、繋がりを生じさせる地域おこしではないかと深く感じました。

作業後には、世話人である園田さんが送別会の 場を設けてくださり、島の人と交流しました。島の料理を堪能しながら、たくさん語り合いました。明日は、最終日で作業はないですが、使ったエコフの家を掃除する日なので、感謝の気持ちを込めてピカピカに掃除したいと思います。