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大きなことをやり遂げた「今」

奥尻滞在6日目

昨日から続いた、プラスチックゴミの裁断と色分けを無事終えることが出来た。

2日連続の作業だったということもあり、各々の作業分担が明確になり、裁断のコツも掴んできたことでスムーズに作業を行うことができた。

昨日のスタート時、絶望的に感じるほど積み上げられていたゴミの山が、自分たちの頑張りによって徐々に小さくなっていく様は見ていてとてもワクワクした。

一日を通して、食事も本当に美味しかった。

途中休憩のお昼ご飯、一緒に作業をしてくださった地元の方から差し入れていただいたうどんと海苔を。特に海苔は、見たことないほど穴が少なくてきめ細かい奥尻の海苔を目の前で炙り、ごま油と塩をつけて食べた。炙りながら緑色に変色していく海苔は新鮮で、日常では食べたことのない味であった。

全ての作業の終わったあとに、テーブルを囲んでみんなで食べたお菓子もまた、格別だった。日常の食事とは比べられない達成感と共に食べることができたあの時間は、とても居心地の良い空間だった。

最後に、

ごみ収集日を含めた三日間のアップサイクル終えて、

「やりきった!!」というとてつもなく大きな達成感と感動を味わうことができた。

と同時に、

私たちが行えた作業はほんの一部でしかないことは忘れてはいけないとも感じている。 

正直、集めきれなかったゴミ、集めたけれど裁断しきれなかったゴミ、裁断の際に風に乗って飛び散ったゴミも少なからずあり、プラスチックの再生の難しさも感じたが、この事実も実際に体験しなければわからなかったことだと思う。だからこそ、この貴重な学びを、今後の日常生活に活かす必要性を今身に染みて感じている。

奥尻生活もあと4日。

明日の午後には釣りに行き、自分たちで魚を捌いて食べる予定である。アップサイクルをやりきった自分たちなら、まだまだ様々な可能性を秘めていると信じている。

みんな頑張ろう!心地よい筋肉痛と共に。