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再来宣言

昨日行った送別会で、ボランティアメンバーのうちの1人が喋りながら泣いてしまいました。その瞬間から、この10日間の思い出が溢れてきて僕も泣いてしまいました。僕は普段そんなに泣かないのですが、今回泣いたということはそれほどにimacocoでの、奥尻島での生活が居心地がよく、魅力的で、楽しかったからだと思います。

 その要因は僕が考えるに「皆んなが温かい人たちだったから」ではないかと思います。

 今羽田行きの飛行機の中でこの文章を書いていたのですが、いろんなことを思い出したがために満席で3列あるうちの真ん中の列のさらに真ん中の席という、飛行機のど真ん中で1人で泣いている状態で引き続き、ここからは奥尻島のみなさんとボランティアメンバーについて少し書かせていただきます。

 深海松のアクセサリーの際にお世話になったおじいさんは、喋る時はいつもニコニコしていて聴いているこちらまで笑顔になってしまいました。世話人家族が奥尻島に移住してきた時に元気よく挨拶していなかったら今の交友関係はないというエピソードトークはとても僕に刺さりました。

 ワイナリーで働いているお兄さんは、とても気遣いのできる方で周りの人たちが自然と笑顔になれているので、この「気遣い」を僕でもできるように頑張ろうと思いました。

 タイ古式マッサージをしているおじさんは、普段あまり進んで喋る方ではないと自分では仰っているものの、話していて僕の考えを伝えてみるとその考えに対して的確な返しをしてもらえるので話しやすかったです。僕の考えですが、そこには少なからず瞑想の効果があるのではないかと思いました。

 シェアハウスに今は1人で住んでいるおじさんは、昔先生をされていて卒業式の映像などを端末に保存していました。その映像を見ている顔から本当に生徒思いな人だなと思えました。主に釣りで交流しましたが、僕たちのうちの何人かが、また釣りをしたいですと伝えたら快く受け入れてくれて、生徒思いな一面に触れることができたなと思いました。

 世話人ご夫婦は、僕たちボランティアメンバーを何回も褒めてくれていました。僕は褒められるのが好きなので、もしかしたらドヤ顔になってたかもしれません笑

また毎晩のミーティングではその日の振り返りをして何を感じたかを自分の言葉でみんなに伝えることをしていて、それができるためには日中に「今自分はどういう考えをしてるんだろう」と思いながら生活することになり、今まででは行わない生活の仕方をしていました。なので、ミーティングで感じた「1日の質」は初めての感覚でした。この感覚は今後生きていく上でとても大事なことなはずなので、日記を書くなどして、その日の振り返りをしていくと決めました。

 3人の子供たちは、ひたすらに可愛かったです。長男くんはいつもパワフルでこっちも全力で遊ぶので僕が小学生の頃に戻った感覚でした。長女ちゃんは僕にはコチョコチョをすることがブームだったらしく(笑)笑顔でいつもコチョコチョしにきてました。次女ちゃんは子犬のような存在で、9日目の送別会が終わった後床に寝ていたので抱っこしてソファに寝かしたら丸まって寝たことがとても可愛かったです。

 この他の奥尻島のみなさんもとても優しい方々で、ほっこりしました。ありがとうございました。

 ボランティアメンバーたちは、

自分の考えを他人が納得するように伝えることができる、たかまさ

ギターが弾けたり、テキパキとなんでもこなしたりできる、みこ

絶対に否定から入らない、みなる

会話が滞ったら話題を提供することができる、すばる

誰かが振った話や行動にすぐに反応できる、かねまり

感情が豊かで、子供たちに一番大人気な、めい

どんな環境でもぐっすり寝れる睡眠の質が高い、かなえ

本当にみんなそれぞれ個性があって、やさしくて、、、こんな環境に居れることがとても嬉しかったです。ありがとう。

 この楽しかった奥尻島ボランティアが終わって少し寂しいけれど、「まだ奥尻島にいたいな〜」という気持ちだけでいるのは今日でおしまいにして、明日からは奥尻島で培ったものを自分の生活の中に取り込んで、世の中から新たな気づきを得ることに励むようにしたいと思います。

 奥尻島での生活は本当に楽しかったので、絶対にまた行きます。待っててください。