昨日の午後にへアリーベッチ蒔きを済ませたおかげで、今日は一日観光dayになりました。
ecoff参加者の私たち3人は、宿のすぐ近くにある屋形船乗り場に行き、朝9時の始発に乗って澄み渡った空と四万十川を満喫しました。船頭さんがしてくださる四万十川についての説明を聞き、自然の力の大きさや、四万十川の水の美しさなどを実感しました。一年に数回は台風などで増水し、その時にははるか上にある民家も浸水するそうです。
その後ノブさんが計画してくださった高知観光に出発しました。車の中では、それぞれのおすすめ曲が3曲ずつ入ったプレイリストをかけて、新しいジャンルの音楽をみんなで開拓しました。
まず道の駅「よって!西土佐」で販売されているおいしい焼き菓子をノブさんに買っていただきました。
またしばらく車を走らせ、お昼ごろ梼原町に着きました。ノブさんおすすめのカレー屋さんで昼食をごちそうになりました。世話人のお二人はグリーンカレーの大辛、激辛にチャレンジされており、悶絶しながら完食していました!食後はまちの駅「ゆすはら」でアイスクリンを購入し、梼原の街並みを見ながら食べました。その後、三嶋神社や図書館を巡って腹ごなししました。
再び車に乗って、今日の目的地である四国カルストに向かいました。到着するまでの山道は非常に長く、数え切れないほどのカーブがありました。徐々に標高が上がってくると窓の外に雄大な山々が見え始め、所々に雪もありました。到着後は、雲ひとつない空と高知の山々からなる絶景や、愛媛県との県境を撮影しました。
帰りの車の中でも、アップテンポな曲やノブさんおすすめの曲を流したり、アニメ論議に花を咲かせたりと楽しい時間を過ごしました。
一日で結構な距離を移動しましたが、1軒もコンビニエンスストアを見なかったことに驚きました。その代わりに道の駅や小さな商店などが充実していました。都市部にいると、当たり前にある便利さに慣れてしまって、そのありがたみに気づけなくなっているのではないかと感じました。不便さの中にも工夫すれば新たな楽しみを見い出せたり、あまり気にならなくなったりするもので、この数日間田舎で過ごしてみて、「意外と不便でもいいじゃん」という考えになりつつあります。しかしながら、交通弱者にとっては車がないと現実的に暮らしにくい場合もあるので、そのような人々にどのように支援するかを考えなければならないと思います。
宿に帰ってきて、夕食後の恒例になりつつある夜散歩に出かけました。歩いて15分ほどの所にある三里沈下橋で、星空を眺めました。いつも都会では見ることのできない暗い星まで見えるのですが、今日はたまたま新月ということもあり、3倍くらい多く見えたような気がします。世話人のタツさんも、今日はいつもより多いとおっしゃっていました。
今日一日で、高知の自然から食まで楽しみ尽くしました!長距離・長時間にわたる運転をしてくださったノブさんに感謝です!