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今日は本降りの雨だったため、宿でのぶさんがメルカリと食べチョクで販売しているさつまいもの宣材写真と商品文章を作成しました。生産者目線では無農薬栽培の良さと、消費者目線ではねっとり甘い紅はるか、という両方から魅力を伝える文章をどのように作ればいいか皆で試行錯誤しました。無農薬栽培や肥料などのぶさんがこだわっている様々なポイントをどう伝えるか、どのように書けば消費者が買いたくなるか苦戦する中で、商品文章には生産者の方の思いがたくさんつまっていることを実感しました。

昼からは、メルカリの写真用に美味しそうな焼き芋を作るため、さつまいもを様々な調理器具で調理しました(ただ焼き芋が食べたかっただけかもしれません笑)。電子レンジ、炊飯器、魚焼きグリル全部試しましたが、魚焼きグリルが断トツに美味しかったです!!水分が適度に飛んでねっとり甘ーいさつまいもは、もはや店頭の石焼き芋と間違うくらい美味しかったです。電子レンジのものはほろほろと柔らかい感じになったので、これを潰してスイートポテトにしました。これももちろん、紅はるかの糖度の高さが生きて美味しかったです。

さつまいもを調理する傍ら四万十の動画を作ろうという話になり、今まで撮った四万十の美しい景色や農作業の様子などの写真・動画をまとめ動画制作に取りかかりました。コンセプトは、美しい景色の裏で過疎化や村が無くなりつつあるといった現状を伝え、私たち学生に出来ることは何かを提言するといったことを考えていましたが、具体性を持たせて行くに連れ、自分たちの理解の浅さに気づき、改めて村おこしについて議論する時間になりました。村の人々が持つ技術や土地への思いを受け継いでいくためには何が必要なのか。村おこしのためには若い人々の力が必要だとは感じるけれど、普段は都会にいる自分たちに出来るこことは何があるのか。今回の私たちのように移住ではなくて一時的に来るだけということにどれだけ効果があるのか。もし学生に村への一時的な来訪を呼びかけたとして、それは村の人々にとって本当に歓迎されることなのか。村の人々が求めていることは何なのか。

分からないことばかりで、この短い滞在の中でももっともっとこの地の人々の思いを聞きたいと思いました。四万十にいられる時間も残りわずか。理解を深めるべく自分のできる限りのことをやっていきたいと思いました。