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地域の未来に思いを馳せる

今日は林業をされている宮崎さんの製材所でお手伝いを行いました。やすりを使って、木材のささくれ部分を取り除く、というような作業内容でした。休憩時間には、村おこしの意義について私たちなりに考えるためのインタビューに、宮崎さんにも協力していただくことができました。これは、地域の活性化についての住人の方の意見を直接伺うために、私たちが前日から計画していたものでした。宮崎さんからは、林業を中心にお話していただきました。正確な認識や情報が十分に伝わっていないことが林業の衰退を助長しているのだそうです。一方、宮崎さん自身は、林業を地域に広めていくことで活性化につなげることを目指し、知識を伝える、ということにも重点を置いていらっしゃるるということでした。地域へのさらなる林業の展開のためには、政策の改善も必要だとおっしゃっていました。

大学生のボランティアについては、”つながり”を作るという点で意味があるとおっしゃっていただきました。今すぐ地域の役に立てるわけではなくでも、何十年後かに互いを助け合えるような関係性になったり、ECOFFへの参加を通して成長し、将来何らかの形で地域に貢献してもらうことを期待して、大学生の受け入れを行っているそうです。その他、宮崎さんの仕事や地域への思いも伺うことができ、貴重な機会となりました。村おこしとしてECOFFの活動に参加するにあたり、自分たちの先入観や思い込みにとらわれることは、地元の方との障壁になりうると思います。今回のような機会を通し、そのギャップを埋めようと努力することもまた、地域活性化には必要なことであると感じました。その後は休憩をはさみながら作業を行い、最後には地元の方々とおしゃべりして、楽しい時間を過ごすこともできました。

宿に帰った後はサウナに入り、今度は世話人ののぶさん、高橋さんと地域活性化、今後の農業について、様々な方面からお話することができました。明日はいよいよ最後の活動日です。これまでお世話になった地域の方々も私たちの送別会に来てくださるそうなので、また皆さんとお話することができればと思います。