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サメに遭遇!?

竹島5日目です。今日は一日フリーでした。午前中は子どもたちと遊んで午後からはシュノーケリングをやりました。今回は特にシュノーケリングで起こった出来事をお伝えします。

自分はこの島に来た時からずっと海で泳いでみたいと思っており、今日泳げることをめちゃくちゃ楽しみにしていました。幸運なことに朝から快晴で波も穏やかだったため、絶好のシュノーケリング日和でした。

午後、ウエットスーツ、フィン、シュノーケルを持って海へ出発しました。今回シュノーケリングをしたのは港付近で波が穏やかな比較的安全な場所でした。港に着いてシュノーケリングの準備を整え、早速海へ入りました。今が2月ということもあり結構海水が冷たかったです。でも5分もすると体も慣れてきて寒さをあまり感じなくなっていきました。

最初海に入った場所は港の端っこで魚もあまり泳いでいなかったので、そこから魚が多くいる崖の近くに泳いで行きました。自分はシュノーケリングに慣れておらず、前に進んでいくのも一苦労というような感じでした。

しかし崖が近くなっていくにつれて魚がどんどん増えていって景色もどんどん綺麗になっていき、自分の泳ぎがどうとか考えることより自然の雄大さに圧倒されていきました。崖付近は海底が岩場になっていて魚が隠れやすくなっており、大小様々な魚が泳いでいました。魚の色も色々で青や黄色など綺麗な色の魚やちょっと地味めな魚などいて、本当にすごかったです。来て良かったと心から思えることができました。

20分か30分くらいでしょうか。結構長い時間崖付近を泳いで楽しんでいると、一緒に泳ぎに来てくださった、晋作さんの友達の方がこちらに合図しながらサメがいるから岸に上がれと叫んでいました。

それから指示された通り岸の方へ向って泳ごうと体を向けたとき、15メートルほど先にサメが泳いでいました。胴体がとにかく太くてサメの胴体から尻尾のあたりまで伸びる筋みたいなのがあり、水族館で見るサメとは比にならない迫力でした。

襲われるとまずいと思い、しばらく動かずにじっとしていると急にそのサメが高速で水面目掛けて泳ぎ、そのままジャンプしました。それを見てめちゃくちゃ怖いと思って急いで岸に上がりました。

幸運なことに襲われることなく岸に上がれました。その後、崖付近から離れてもと来た場所まで無事戻って来られました。夏だとほとんどサメには遭遇しないみたいなので、次泳ぐとしたら暖かくなってからにしたいです。

今回の出来事を通して自分が感じたことは自然の雄大さと恐怖です。海は様々な色の魚を見せてくれる反面、サメというような恐ろしさもあるということを学ばさせていただきました。

※世話人注記:さつま竹島周辺では、ここ数年サメが急激に増えてきていますが、島で潜る人に様子を聞いてもサメに遭遇すなわち危険ということではありませんでした。しかしながら、今回のようなサメが出た以上、活動中の海水浴をする範囲を縮小することといたします。また、参加者が海水浴を希望した場合は、安全と思われる範囲内で、かつリスクを伝えた上で本人の意思で泳ぐか判断していただくことになります。