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村おこしボランティア【種子島コース】での活動の様子

畑での作業と笑顔の時間

今日は畝を立てるための準備作業を行いました。

まずは肥料を計測するところから始まりました。肥料は多すぎても少なすぎてもよくなく、適切な量を正確に土壌に与えることが大切だそうです。豊さんから肥料の量やまき方で作物の出来が変わると聞き、その重みを感じながら作業を進めました。時間が限られていたので焦りもありましたが、分量を覚えて指差し確認をしながら進めることで、少しずつ正確にできるようになりました。こうしたちょっとした工夫が、効率や仕上がりに大きく影響するのだと思いました。その後、畑に移動して肥料をまく位置に足跡で印をつけていきました。基準線に沿ってまっすぐ歩くことは思った以上に難しく、気を抜くとすぐに斜めにそれてしまい、単純に見える作業でも、正確さと集中力が必要だと実感しました。実際に肥料まきをするときには、土壌に均一に養分を行き渡らせるために一定の量、一定の歩くスピードを保ちながら歩き続けなければなりません。ところが、実際にやってみると一定の量をまくことがとても難しく、つい多く出しすぎたり、逆に少なくなったりしました。

今日一番印象に残ったのは、トラクターに初めて乗ったことです。ハンドルをまっすぐに保つのが意外と難しく、緊張しながら進みました。最初は本当に真っ直ぐ走れているのか不安でしたが、作業を終えて後ろを振り返ったとき、きれいに一直線になっているのを見て、とても嬉しく達成感を覚えました。大変ではありましたが、終わった後の畑の景色は自分の努力の証のようで、心地よい疲労感とともに満足感に包まれました。

お昼休憩のときには、ロケットの発射点が見える公園で豊さんとボールを蹴って遊びました。作業の合間に童心に帰ったような時間で、思わず笑顔がこぼれました。農作業の厳しさだけでなく、豊さんの人柄やあたたかい雰囲気にも触れることができ、作業の疲れも忘れるくらい心が和みました。見渡す限りの自然とわくわくに囲まれて過ごす種子島ならではの環境の中、少年心を持ち続ける豊さんにどこかうらやましさを感じた瞬間でした。

一日の終わりに振り返ると、ただ作業をこなすだけではなく、その中で学んだことや感じたことがたくさんありました。正確さと効率を両立させる工夫、豊さんの知恵や技術の深さ、そして交流の中で感じた温かさ。こうした経験の積み重ねが、この時間をより特別なものにしていると感じます。

10日間も折り返しを過ぎて、残り少ない時間ですが全力で楽しんでいきたいです。

筆者:風になびいた髪