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種子島生活もあと2日!

種子島に来てから8日が経ちました。もうそろそろでお別れなのがとても寂しいです。今日は私たちはお世話になっている安納芋の農家さんの手伝いをしました。

 畑では、安納芋の枯れ葉と雑草をとる作業を行いました。それは、枯れ葉や雑草に栄養がとられないようにするために行っているそうです。

 またこの農家さんは農薬をできるだけ使わずに安納芋を作っているそうです。農薬は人為的なものであるため、自然界の生態系を壊すことになってしまいます。土壌には安納芋を食べてしまう虫だけでなく、その虫を食べてくれる虫も存在しています。さらに、悪い菌だけでなく良い菌も存在するため、全て土壌消毒してしまうのではなく、なるべく自然のままの環境で育てているそうです。そのため肥料も、椿の油粕や牛糞など自然なものを使用しているそうです。

 この話を聞き、農家さんの自然の循環による農業のこだわりを感じることが出来ました。そして自然環境のことや、消費者のことを考えてくださっていると感じました。

 しかし、農薬を使っていないからこそ、雑草などを人の手で抜かなくてはなりません。私たちはこの作業を手伝いましたが、畑は広いためとても大変でした。この作業を普段は家族3人で行っていると聞き、農業の大変さを改めて実感しました。

 また農業人口はどんどん減っており、現在は全国に200万人ほどしかいないそうです。さらにそのほとんどが高齢者であるため、若者が参入しなければ、いつか国産の農作物がなくなってしまいます。私たちのような若い人達によって農業を守っていけるように、この活動が大切なものであると感じることが出来ました。

 種子島での生活はあと2日ですが、島の人たちのためにも、未来の農業のためにも精一杯頑張りたいと思います!