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心を整える。

焼尻島での生活も7日目となり身体が慣れてくるのと同時に今までの疲労が溜まっているのを感じる。そのため今日一日は休暇日であった。休みの過ごし方は人それぞれで隣の天売島を巡る者もいたが、私は焼尻島で1日を過ごすことに決めていた。理由は、焼尻島での日常を体験するためである。ボランティアとして参加している以上、お客さんとして扱うことはないと世話人の方にも言われていたが、これまでの活動を振り返ると、指示をしてもらい、導いて貰う形でボランティア活動をするという非日常体験をしていると言わざるを得なかった。そのため世話人の方が関与しない休暇日に、決して特別ではない焼尻島での日常を過ごしたかったのだ。そうした何の予定も、イベントもない焼尻島での1日の時間の流れはとても遅く、考え事をするには十分過ぎる環境であった。私は、残りの日程での身の振り方や村おこしボランティアに行ったという事実を今後どのように消化すればよいかなどの考え事を行い有意義な時間を過ごすことができた。そしてそれと同時に何も無いから何でも出来るのだと焼尻島の離島としての魅力を改めて認識する1日となった。