岩手で過ごした時間には、人の輪がどんどん広がっていく温かさと、自然と向き合う強さがありました。
海に潜ると、私の知らない別世界が広がっていて神秘的で魅力的でした。けれど同時に、その壮大さの裏に、津波など自然災害と向き合わなければならない現実があることも感じました。
東日本大震災、そして復興のさなかに起きた山火事。何度も困難に直面しながら、輪を広げ合い力強く生きる方々。その姿に、元気と勇気をいただきました。
「家を流された人もいるんだ」と笑いながら話す漁師さんに、「心折れたりしないんですか?」と伺ったとき、「考えてても前向かなきゃしかない」と答えてくださった言葉は忘れられません。大切な家を失い、漁や生活に追われながらも前を向いて生きる姿に、喝を入れていただいたような気持ちになりました。私も、一度きりの人生を精一杯生きたいと思います。
また、醤油いらずの濃厚なウニ、ぷりぷりのホタテ、盛岡冷麺、前沢牛、ホヤバーガー…。数えきれない美味しい食べ物の一つひとつの背景には、自然と真剣に向き合い、つながり合う人々の想いがあることを知りました。いただく一口一口が、感謝の気持ちに変わりました。
今回お世話になった、あべさん、くまさん、ほそやさん、ことわさんをはじめ、千田さん、ひらやまさん、たかはしさん、漁師の皆様、そしてecoffのれいなさん、本当にありがとうございました。