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F.W.さん(2023夏日程)

最初は緊張していた私たちに、世話人の方が柔らかい雰囲気で接してくださって、参加者同士も早く打ち解けることができた。普段のお仕事に加えて私たちのお世話もあってお忙しかったと思うが、それを感じさせない明るさで話してくださって、非常に感謝している。また、私たちを信じて任せてくださった仕事もあり、自分自身の成長にも繋がった。ご家族の方やご友人などとの架け橋となって交流の輪を広げてくださったので、普段聞くことのできない話を人生の先輩である皆さんからうかがうことができ、将来について考えるきっかけになった。世話人の方の言動の至る所から、「良い経験をさせてあげよう」という思いやりが感じられて、本当に感謝している。
同世代の初対面の人と共同生活をするのは初めてだったので、上手く人間関係を築くことができるか不安だったが、互いに言葉をかけあって気遣いながら生活でき、次第に何も言わなくても自然と役割分担ができていたので、このメンバーでよかったと心から思う。
地域の産業であるヒオウギ貝の養殖のお手伝いをさせていただいたが、水産業がこんなに大変で手間がかかっているものだということは、実際に経験してみないと絶対に分からないことだと思った。普段スーパーに並んでいる海産物はどれも値段が高くて手が出せないが、その背景には大変な苦労があるということを学べたのは、非常に大きな意味があったように思う。
屋形島の将来について、「移住者を増やさないと島は存続できないという現状」と、今現在住んでいる人々の「現状を変えずに静かに暮らしたいという思い」との間に妥協点を見つける必要があり、すごく複雑な問題だと感じた。村おこしをすることは必ずしも全員にとってプラスになるとは限らないということを学んだ。